全盲のバイオリニスト・穴澤雄介を描いたドキュメンタリー。 幼少時に3度の心臓手術を受けたことで、次第に中途失明となった穴澤雄介。多くのコンプレックスを乗り越えてバイオリニストの道を選んだ彼は、演奏のみならず作曲や編曲も手がけながらライブ活動を行なっている。また、明るく前向きな人柄を生かして講演やYouTubeなどでも活躍し、東京・北京オリンピック・パラリンピックのNHKユニバーサル放送でコメンテーターを務めるなど、多方面で注目を集めている。 本作では元大相撲力士・舞の海秀平との対談をはじめ、ピアニストの野田正純、陶芸家の木曽保人、指揮者の松井雅司らが出演。「心と手がつながった演奏」と評される穴澤の美しい音楽とともに、波乱万丈な人生を生きる穴澤からのメッセージを映し出す。村上龍監督作「トパーズ」のプロデュースを手がけた永田陽介が監督を務めた。